大和市を拠点に活動する唯一のナーシングドゥーラの 山縣 貴絵さん 桜森勤務 34歳
誰かの助けになる存在に
○...妊娠中のプレママや子育て家庭に向けたワークショップ「OH HAPPY SUNDAY」を11月7日(日)、桜森で開く。会場となるデイサービスの新規事業として「十月十色style™」を今年1月に立ち上げた。「まずはナーシングドゥーラの存在を知って頂くこと。身近な場所で身内以外に、子育てを手伝う人がいることを知って欲しいですね」
○...第一子の出産を機に看護師として勤めていた病院を退職。出産後、改めて自分のやりたいことを考えた結果、経験が活せる(一社)国際ナーシングドゥーラ協会の養成講座を受講し資格を取得した。ナーシングドゥーラは出産に関するアドバイスや産後の家事や育児のサポートに加え、看護師経験を活かした療養中の育児ママや生まれた時に何らかの治療を必要とする赤ちゃん家族の心のサポートと幅広い支援を行う。
○...新潟県出身、中学時代に素行の荒れた同級生が保健室にだけ通うのを見て、養護教諭になろうと決めた。「あまり人を寄せ付けない子でも保健室の先生には心を開くんだなって。私も誰かの助けになりたいなと思ったので」。大学卒業後、埼玉県で養護教諭を2年務めた後、看護師として病院に勤務。妊娠を機に病院を退職するも、社会とのつながりを持ちたいと、3年前からドゥーラの活動とあわせて同デイサービスに勤務する。
○...都市部に比べ、大和市を含め近隣市の子育て支援事業不足を感じている。育児ママやその家族がもっと身内以外の手を借り、育児の負担を軽減し、育児を存分に楽しんでもらえるようになれば、と活動の広がりを思い描く。「ちょっと知識のある子育て仲間と思って欲しいです」と誰かが気軽に助けを求める存在でありたいと今も望む。
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