戻る

大和 人物風土記

公開日:2022.02.04

今シーズンから大和シルフィードの新監督に就任した
高橋 和幸さん
平塚市在住 47歳

シン・シルフィードを導く

 ○…昨年、チームの強化責任者であるフットボールダイレクターに就任。今年は監督として指揮を執る。自分たちで主導権を握り、ゴールを奪う攻撃的なサッカーを掲げたプレースタイルは昨年、1部リーグのレベルの高さに跳ね返され、2部降格となった。それでもぶれずに掲げたプレースタイルを継続し、リベンジを図る。「上手くいかないから、とスタイルを変えるのではなく自分たちのスタイルを構築しないと。中高生の世代にも『シルフィードといえば攻撃的サッカー』と伝わるよう結果に囚われず継続したい」と信念を貫く覚悟だ。

 ○…今シーズンの目標は2部リーグ優勝で1年での1部リーグ復帰。そのため選手への要求は高くなる。練習だけでなく栄養や睡眠に至るまでいかにセルフコントロールできるかが大切と力説。「サッカーに費やせる時間は限られている。1日をしっかりデザインしないと良い結果は出ない」と厳しい言葉を並べるが、その端々から選手を思う愛情があふれ出る。

 ○…茅ヶ崎市出身。兄の影響で小学生の頃から始めたサッカー。「一緒に仲間と目標に向かってプレーする楽しさ」に魅せられた。湘南台高時代にスカウトの目に留まり、1993年に現・湘南ベルマーレ(当時ベルマーレ平塚)の前身・フジタに入団。チームは翌年Jリーグに昇格した。96年までプレーした後、未来のプロを目指す子どもたちの育成を中心に複数のチームで指導した。

 ○…休みの日以外はほとんど家にいないため、朝食を囲む時間が家族と過ごす大切な時間。小学6年生の娘さんは少しずつ自分のコミュニティができてきたこともあり「買い物に行ったり、カフェに行ったり」と夫婦水入らずで過ごすことが増えた、とはにかんだ。

    ピックアップ

    すべて見る

    意見広告・議会報告

    すべて見る

    大和 人物風土記の新着記事

    大和 人物風土記の記事を検索

    コラム

    コラム一覧

    求人特集

    • LINE
    • X
    • Facebook
    • youtube
    • RSS