新型コロナウイルスの感染拡大防止のため2021年4月から閉場している引地台温水プール(市内柳橋)が4月9日(土)から再開する。当面の間は定員の半数の入場制限や午前10時から午後6時までの短縮営業となるが、子どもたちにとって「コロナ前」の日常が一つ戻ってくる。
引地台温水プールは2020年3月から6月まで、新型コロナウイルス感染拡大防止のため閉場。20年7月から大和市民のみで定員100人、1日を4区分に分けた2時間の入れ替え制で開場したが、21年4月から再び閉場していた。
プールを管轄する大和市みどり公園課は開場の理由について「コロナのワクチン接種が進んできたこともあり、感染リスクのため閉場を続けるよりは、感染対策を取りながら開場し、市民に幅広く利用してもらえたら」と話す。今後、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言が発令された場合には、状況により閉場するか判断していく。
プールは休場中も空調やポンプ、ろ過機などの設備は動かし続け、設備機械の保守・点検を継続していた。3月下旬に水の入れ替えと清掃をし、4月の再開に向けて準備を進める。再開後は市外からの入場も可で、定員900人の半数は入場できる方向で調整しているという。また入口に検温器を設置したりロッカーを間引いての使用、マニュアルを作成しての換気など、感染対策を徹底していく。問合せは引地台温水プール【電話】046・260・5757。