神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
大和版 公開:2022年2月18日 エリアトップへ

大和シルフィード プロ1号に濱本選手 WEリーグ基準へ第1歩

スポーツ

公開:2022年2月18日

  • X
  • LINE
  • hatena
健闘を誓う濱本選手(左)と大田和社長(右)
健闘を誓う濱本選手(左)と大田和社長(右)

 女子サッカーの大和シルフィードは濱本まりん選手(27)とプロ契約を結んだと発表した。シルフィードがプロ契約するのは濱本選手が初。大多和亮介社長は「WEリーグ参入に向けた第1歩」と語った。

 濱本選手は京都府出身。大坂桐蔭高校、吉備国際大学から岡山湯郷Belleに入団。AC長野パルセイロレディースを経て2020年に大和シルフィードに移籍した。豊富な運動量と攻守にわたる粘り強いプレーが特長で、昨シーズンはキャプテンを務めチームトップとなる7得点を挙げている。大田和社長は「決定力や粘り強さなどの技術面もさることながら、観ている人に気持ちが伝わるプレーをピッチ上で表現できる稀有な選手」と評価した。

 今回のプロ契約について濱本選手は「チームが2部に降格した中でこのような環境を用意してもらい感謝している。期待と責任を感じる。身の引き締まる思いで、この環境を最大限に生かしたい」とコメントした。

プロクラブとしての健全な成長サイクル

 選手は雇用に協力してくれた企業でフルタイムで勤務した後、2時間の全体練習をする毎日を送る。濱本選手はこれまで「体はもちろん頭が疲れた状態で練習していた。疲労が抜けず、練習後のフィジカルトレーニングなど必要と思っていても翌日の仕事やパフォーマンスのことを考えるとできなかった」と振り返る。選手の多くが同じジレンマを抱える中、2021年に誕生したのが女子サッカーのプロリーグ「WEリーグ」だ。

 「WEリーグ」は最低年収や出場時間などを満たしたプロ契約選手15人以上という算入の基準がある。シルフィードは「WE」参入を目指しており大田和社長は「濱本選手のプロ契約はあくまで第一歩。現在の財政規模ではとても不可能だがあと14人のプロ契約を目指したい。選手たちも実力でその枠を掴み取って欲しい」と語る。またプロ選手を輩出したことで「チームとして見えた課題などを整理し、結果を出して国内外から獲得の申し出があった選手が『それでも大和シルフィードと契約したい』と言ってくれるような魅力あるクラブにする。そうしたプロクラブとしての健全な成長サイクルを回していくきっかけになれば」と先を見据えた。

大和市で葬儀なら、地元「ふじみ式典」

地域顧客満足度NO.1店を目指す創業35年以上の葬儀社です。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

大和版のトップニュース最新6

市民の「幸福度」は微増

大和市世論調査

市民の「幸福度」は微増

7千人対象に初実施

1月10日

2174人が門出

二十歳の祝典

2174人が門出

スポセンで13日

1月10日

つながりで幸せつくる

古谷田力市長インタビュー

つながりで幸せつくる

新たな総合計画に意欲

1月1日

太子堂が建立30年

鶴間山観音寺

太子堂が建立30年

1月21日に開帳

1月1日

道路ひろげ安全に

南大和病院

道路ひろげ安全に

10年越しの悲願結実

12月27日

利用者1.4万人突破

南林間地区たすけあいセンター

利用者1.4万人突破

「次は2万の大台へ」

12月27日

あっとほーむデスク

  • 1月10日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 12月20日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

大和版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年1月15日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook