桜ヶ丘駅を歩いていると西口ロータリー脇に昔懐かしいレコード盤が飾られたお店を発見。お店の名前は「ダイエーレコード」。今年で50年を迎えた老舗ですが、2020年1月にオーナーの落合秀人さん(59)がアナログレコードを中心に取り扱うお店に変更したそうです。
落合さんは昔からジャズやフュージョンを中心とした黒人ルーツの音楽が好きで、高校時代に一緒にバンドを組んでいた仲間の中には今でもプロとして活躍するミュージシャンもいるのだとか。音楽を購入する環境がCDから配信に移行し、CDの仕入れが難しくなる中、自分の好きな音楽を中心にしたアナログレコード店へ回帰しようと考えたそうです。店内にはジャズやブルースなどを中心に新・旧のLPレコード、いわゆる「ドーナツ盤」と呼ばれるSPレコードなど約3000枚のレコードが文字通り所狭しと並んでいます。
売れ行きについては「商売になるほどではないですが」と苦笑する落合さんですが、ネットやユーチューブでお店の存在を知った音楽好きのお客さんが掘り出し物を探しに県外から訪れることもしばしば。DJをしている若者が演歌のシングルレコードを探す様子も見られるそうです。
なおレコードの買取は行っていないとのこと。
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