相鉄線大和駅・瀬谷駅・三ツ境駅の駅長を務める 長澤 伸夫さん 横浜市在住 48歳
何事にもひと工夫の精神
○…この7月に相鉄線大和駅と瀬谷駅、三ツ境駅を管理する駅長に就任した。「県下でも乗降人員の多い駅を任されたことに喜びを感じます」と話す。駅員たちに自分の人となりや顔を覚えてもらいたいと、時間があれば3駅を回る。利用客が安心して利用できる駅、魅力を感じる駅を目標に掲げる。
○…安心して利用できる駅についてはホームドアの設置を挙げる。昨年の大和駅の設置に続いて7月24日、瀬谷駅の2番線と3番線ホームにも設置される。三ツ境駅は今年度中の設置を予定。また2023年3月には相鉄・東急相互直通運転が開業、利便性が向上し駅の魅力は増すに違いない。就任前の部署で「新たな定期券の販売区間を東急さんと3年ぐらいかけて調整していたので思い入れは強いし、楽しみだ」と瞳を輝かせる。
○…入社24年目。就職活動の真っ只中、電車で目にとめた同社の募集広告で就職を決めた。「他社からの内定をもらってはいたが安定を求めての決断」と笑う。しかし一方で子どもの頃から頭の片隅に「人の役に立つ仕事に就きたい」との思いを持っていた。「就職して思うのは鉄道会社で正解だったということ。人が行きたいと望む場所にお届けできる仕事は、まさに人の役に立つ仕事ですから」
○…中学生双子の娘、小学生の息子の父親。旅好きで学生時代はバイクで北海道から四国まで走り回った。今はもっぱら息子との電車旅を楽しむ。「息子と最初に出掛けた旅は、ママがいいっていうのをなだめすかして大変だった」と苦笑。旅の行き帰りは必ず違うルートを使う。「同じルートをただ行って帰るだけじゃもったいない。色々楽しめるよう、ひと工夫がないと。仕事も一緒かな」
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