秋の全国交通安全運動が、９月21日（水）から始まる。期間は30日（金）までの10日間。市内では、街頭での啓発活動が新型コロナウイルス感染症対策を施した上で実施される。
同運動のスローガンは『安全は 心と時間の ゆとりから』『高齢者 模範を示そう 交通マナー』。子どもと高齢者をはじめとする歩行者の安全確保、夕暮れ時と夜間の歩行者事故等の防止及び飲酒運転の根絶、自転車の交通ルール遵守の徹底、二輪車の交通事故防止を重点に啓発していく。
大和警察署は「これから日没が早くなるので、自転車は早めの点灯を。また歩行者も反射材を活用下さい」と訴える。
啓発キャンペーン
大和綾瀬交通安全協会、大和警察署管内安全運転管理者会は、同運動に合わせ、啓発キャンペーンを９月24日（土）、午後１時30分から大和駅西側プロムナード付近で実施する。大和西高校ダンス部によるダンスが披露されるほか、歩行者や自転車の運転者に、学校法人駿台甲府学園駿台甲府高等学校湘南学習センター栄眞学園高等部（福田）２年のフェルナンデス サユリさんがイラストを作成した啓発チラシやグッズなどを配布する。時間は１時間程度。
３割は自転車事故
大和警察署によると、９月13日時点での市内の交通事故発生件数は４５４件で前年同期比30件減。負傷者も５２０人と前年に比べ39人減っている。※件数・人数はいずれも暫定値
中でも自転車事故が増えており、市内の事故件数の３割を占める。同署の交通第一課の佐々木剛警部は、「自転車は自動車と同様の運転マナーが必要。一時停止を怠ることで重大な事故につながる可能性もあるので、気をつけて」と注意を呼び掛けた。
昨年の交通安全運動のようす
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