大和 文化
公開日：2022.11.18
ふいご祭りで安全祈願
図南鍛工株式会社（柳橋）
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神事の様子
市内柳橋にある鍛造業「図南鍛工株式会社」（南條栄太郎代表取締役社長）で８日、毎年恒例の「ふいご祭り」が執り行われた。
ふいご祭りとは、炭などの燃料を高温で燃焼させるために空気を送り込む装置「ふいご」にちなみ、鍛冶屋や刀工などが仕事道具に感謝し、作業の安全と商売繁盛を祈る神事のこと。毎年11月８日には全国でふいご祭りが行われている。
同社では創業以来、毎年行っており、この日はおよそ30人の従業員らが参列し、南條社長をはじめ全員が神前で手を合わせ、深々と頭を下げた。神事の後には敷地内の各所にある設備でもお払いが行われた。
同社総務部の須崎忠博さんは「商売繁盛だけでなく、従業員一人ひとりの健康もお祈りできて良かった」と話していた。
同社は１９３８年、川崎市で創業。63年から大和市に移転を開始し、現在は鍛造・熱処理・機械加工製品の製造と販売を行っている。
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