「中林小おやじ達の会」の会長を務める 松岡 昭彦さん 中央林間在住 57歳
親父も思い切り楽しむ
○…小正月の恒例行事「どんど焼き」を14日、近隣自治会の協力を得ながらつきみ野野球場で行った。中央林間小に通う児童の保護者らで組織される「中林小おやじ達の会」が中心となり、1500人を超える人でにぎわった。昨年はコロナ禍を考慮し、一般公開はせず動画配信のみ。しかし今年は会場に子どもから大人までたくさんの笑顔が咲いた。「うれしかったですね。皆が楽しむことが何より」としみじみ振り返る。
○…兵庫県姫路市に生まれた。子どものころから明朗闊達な阪神タイガースファン。小学生時代は少年野球で汗を流し、中高一貫校では卓球部に所属した。「目立たない控えめなタイプ」と当時を振り返るが、仲間と結成したアマチュアバンド「ギロチンザウルス」では、ベーシストとしてたくさんのスポットライトを浴びた。
○…大学では工学部に学び、大学院を経て石油会社に就職。1998年に転勤を機に神奈川へ。35歳で結婚しほどなくして中央林間に移り住んだ。愛娘の就学を機に、おやじ達の会へ。同会では毎年春の「親子スポーツ大会」、夏の「デイキャンプ」といった単独事業に加え、PTAとのイベント共催、学校行事への協力など幅広く活動中。「子どもの笑顔」が会の原動力だが、「大人たちも思いきり活動を楽しんでいる。それが会の推進力」と説明する。
○…今春、娘は小学校を卒業するが、OBとして会に残るつもりだ。「信用できる仲間が集まり、各自が持つ経験やノウハウで色々な事業を形にできる」と少し誇らしげに語り、今後も「子どもたちの笑顔のために活動できれば」とにっこり。「久しぶりにベースを習い直そうかな」という密かな計画は、当分お預けになりそうだ。
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