深見地区で農家を営む若手2人が企画した野菜販売イベント「ふかマルシェ」が1月21日、JAさがみ深見支店駐車場で開かれた。後輩の初めての取り組みに、多くの先輩農家が顔を出し激励の声を掛けていた。
当日はサツマイモや白菜、長ネギなどを2人で持ち寄り販売。50人以上が来場し開始1時間で、テーブルに並べられた商品はたちまち売れた。また市内農家の多くの先輩が顔を見せ、「しっかりやれよ」「頑張ってな」と後輩2人に声援を送っていた。
ふかマルシェの「ふか」には野菜を育む深見の地名と、地域の人との絆を深める二つの意味を込めている。
マルシェを立ち上げたのは深見地区で代々農家を営む沖津和明さん(25)と小林萌々子さん(28)の2人。共に後継者として昨年から家業の畑仕事に従事する。
沖津さんは「同世代と仲間づくりがしたかったのと、地元野菜の認知度を上げるために何か一緒にできないかと考え、JAを通じて小林さんに声がけしました」と話す。
小林さんは「野菜を通じて地域の方と交流を育めたら良いなと考えているので、よい機会だと思い参加しました」と笑顔を見せた。2人は今後もイベントを盛り上げたいと意気込みを見せる。
次回は2月26日(日)、午前10時から同駐車場で。
なお大和市農業委員会によると市内農家は366戸、農業者数は1458人(2022年1月1日現在)。令和に入ってからの新規就農者は60代と70代の2人と法人1社だという。
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