3月11日に引地台公園野外音楽堂で音楽とダンスのイベントを開催した 小柳 元樹さん 深見在住 43歳
マルチな力を存分に発揮
○…引地台公園野外音楽堂で3月11日、音楽とダンスのイベント「V.A.P.C.O.P」(バップコップ)を開いた。企画から運営、当日の受付をはじめ進行、音響、集客チラシの作成までマルチにこなす。子どもが通うダンスサークルの自主イベントを野外音楽堂で開催したことを機に、音楽堂の活用に楽しみを見出した。
○…コロナ禍でも控室やステージを消毒しながら、多くのアーティストの発表の場を残した。今回で5回目、回を重ねるごとに出演希望者が増え続けるのが楽しくて仕方がない。イベント名には「様々なアーティストが、音楽堂を通じて繋がって欲しい」との思いを込める。またアーティストだけではなく、地域の交流も育める場にも発展すれば良いと願う。
○…九州生まれ、世田谷育ち。いとこの影響で中学時代にビジュアル系ロックバンド「X JAPAN」に夢中になる。中学3年生の時には児童劇団に入り芸能界に足を踏み入れた。「音楽をやりたかったはずが、CMやドラマ、映画のオーデイションを受けて出演していました」と苦笑する。音楽は楽しむものと割り切り、おとぎ話に出てくるようなカーブをした特殊な「サーキュラー階段」をつくる父親に16歳で弟子入りをした。
○…結婚と同時に29歳から大和市に暮らす。現在、一女二男の父親で、3人ともダンスを習う。イベント以外にもマルチな力は発揮され「衣装に飾りをつける手芸作業は僕がやります」と話す。ほかにもハンドメイドの木工雑貨をフリーマーケットで販売するなど器用さが光る。「イベントにキッチンカーやマルシェなども取り入れ小規模な市民まつりに発展させたい。これから仲間を募って発展させていく」と話した。
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