第50回神奈川県中学校春季軟式野球大会(主催/県中学校体育連盟・県野球連盟)が5月27日から6月4日にかけ、横山公園球場、サーティーフォー相模原球場などで行われ、南林間中学校(中島滉監督)が準優勝に輝いた。
初戦は逗子開成を相手に7対2で勝利し、順調なスタートを切った。
続く準決勝では伊勢原と対戦。2回表に相手のエラーで先制した後、満塁の場面で打席に立った1番・藤井竜呉遊撃手(3年)がフルカウントから走者一掃のタイムリーを放つなど、この回5点を先制した。
しかし、その後追加点を挙げられず、伊勢原も4回裏に1点、5回にも追加点を挙げ7回終了時点で5対5のタイブレークに突入。8回表に犠牲フライなどで南林間が2得点を挙げた。その裏、藤井選手がマウンドに立ち、1点を返されるも力投が実り、7対6で勝利した。
投打で活躍した藤井選手は「(2回表は)フルカウントでの場面でしたが、自分が勝負を決めるつもりで臨みました。タイブレークでの登板も、後ろで守る仲間たちを信じて投げ込みました」と振り返った。
決勝は岩瀬(鎌倉)に1対6で敗れたが、夏の大会への自信につながる成績を残した。
市夏季大会が7月1日開幕
7月1日(土)から第57回県中学校総合体育大会・市中学校体育連盟夏季大会兼県央ブロック大会予選・市中学校軟式野球大会が開幕する。
岡和田昌暁主将(3年)は「チームの持ち味である盛り上がりを活かし、全力を出して悔いの残らない大会にしたい」と意気込んだ。