第73回「神奈川県中学校ソフトボール大会」(主催/県中学校体育連盟)が7月28日から3日間、県内の各会場で行われ、つきみ野中学校女子ソフトボール部(小桐間聡顧問/部員数23人)が2連覇を果たした。
各地区の代表24チームが出場した同大会で、つきみ野は4試合を戦った。各試合で4点以上の差をつけて勝利しているが、小桐間監督は「どの試合も点差ほど圧勝ではなかった」と振り返る。
連覇への重責
「周囲から『2連覇だよね』と声を掛けられることも多く、プレッシャーはあった」と増島ひなた部長(3年)は大会前の心境を明かす。
初戦は宮内(川崎)に5対1、3回戦の松林(茅ヶ崎)に6対0で勝利して勢いをつけると、続く準決勝では谷本(横浜)と対戦。練習試合で何度も対戦し、互いを高め合ってきたライバル校で、「今大会で最も厳しい戦いだった」と顧問や選手は口を揃えた。
試合は3回に相手のヒットなどで1点を取られるも、つきみ野は5回まで無得点。0対1で迎えた6回表、ヒットや申告敬遠などでランナーをためると、6番・山本梨子三塁手(2年)のファーストライナーが一塁手のグラブから落ち、その間に1点を返す。後続バッターのヒットや相手のエラーで点数を重ね、6対1で勝利した。
決勝の舞岡(横浜)戦でも終盤で打線が好調となり、9対4で優勝を決めた。「最高の瞬間でした」と増島部長は喜びの表情を見せていた。
4試合を一人で投げ抜いた主将の神崎夏実投手(3年)は「つきみ野の強みは選手の仲が良いところ。劣勢の時でも、励まし合える雰囲気があります」とチームの魅力を語った。
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