桜丘小学校2年の松井平くん(8)がこのほど、全国地域安全運動に向けたポスター・青パト活動写真・標語の公募展(主催/公益財団法人全国防犯協会連合会)のポスター部門に応募し、最優秀賞に選ばれた。
同連合会によると、ポスターの公募は「防犯ボランティア活動の裾野の拡大と活性化」を目的に、1982年から毎年開かれている。年齢制限は設けておらず、同部門は全国から1274点の応募があり、神奈川県内から受賞したのは平くん1人だった。
今回の作品は今年5月に応募し、通学する子どもたちや、それを見守る防犯ボランティアたちが手を取り合い、地域住民が輪になって街の交通安全活動に取り組んでいる様子を描いた。母・友さん(38)は「祖母が地域の声かけボランティアとして活動する姿を見たのがきっかけになったのではないか」と話し、受賞の知らせを聞いた平くんは「うれしかった」と笑顔を見せた。
平くんは9月28日に明治記念館(東京)で開かれる「令和5年全国地域安全運動中央大会」で表彰を受ける予定。
挑戦続ける
平くんが絵を描き始めたのは3歳頃から。「幼稚園の先生に絵を褒められることが多かった」と友さんは振り返る。
普段はアニメやゲームのキャラクターを描くことも多いが、「一番は自分で考えて絵を描くのが好き」と平くん。
昨年、初めて自転車盗難防止に関するポスターのコンクールに応募し、優秀賞に選ばれた。自分の作品が評価されることにやりがいを感じ、その後も複数のコンクールに挑戦している。
今年の夏休みに国立近代美術館の「ガウディとサグラダ・ファミリア展」に訪れてからは世界の建築物を描くなど、作品の幅を広げている。
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