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公開日:2023.09.29

インフルエンザ
感染者数が増加傾向
手洗いなど対策呼びかけ

 厚木保健福祉事務所大和センター管内(大和・綾瀬)のインフルエンザ感染者数が増加している。定点あたり報告数は1人台を推移していたが、37週(9月11日〜17日)に注意報の目安に迫る6・67を記録した。

 定点あたりの報告数は、指定された医療機関が保健所に報告した1週間ごとのインフルエンザ患者数から計算される。定点は県内では約380カ所あり、大和センター管内の数は12カ所。感染者の報告数を定点数で割った数で、1を超えると「流行」、10以上で「注意報」、30以上は「警報」の目安となる。

 県衛生研究所の集計(=表)によると、大和市と綾瀬市の定点あたりの報告数は1・25(8月28日〜9月3日)、1・17(9月4日〜10日)と推移し、翌37週は6・67と大幅に上昇した。市医療健診課によると、前年同時期の定点あたりの報告数は0だったといい、同課担当者は「新型コロナの5類移行で、マスク着用が任意となったことなども影響しているのでは。新型コロナにも引き続き警戒を」と話し、手洗いや咳エチケットなどの対策を呼びかける。

 大和センター保健予防課の担当者も「インフルエンザは治療薬もある。身体の不調を感じたら、すぐ医療機関で受診を」と話している。

10月1日から予防接種開始

 大和市では10月1日(日)から、季節性インフルエンザ予防接種を開始する。12月31日まで。接種を希望する65歳以上の市民が対象。自己負担額は2千円。

 問い合わせは市医療健診課【電話】046・260・5662。

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