東南アジアや南米など各地の料理や雑貨が一堂に会する「やまとワールドフェスタ2023」(主催/大和市)が10月22日(日)、「やまと広場」(大和駅東側駅前広場)とその周辺を会場に開かれる。世界90の国や地域にルーツを持つ7千人以上が暮らす大和市の地域性を反映した催しで、4年ぶりに改称して行われる。
大和市では、食を通じて外国の文化に親しんでもらおうと、2010年から「やまと世界料理の屋台村」を開催してきた。今年は名称を変更し従来の屋台に加え、バザール(フリーマーケット)も実施し、お祭り気分を盛り上げる。
コロナ禍の中止を経て4年ぶりとなる今回は、屋台とバザールにそれぞれ市内外から8団体が参加する。タイ・フィリピン・ペルー・ベトナム・ブラジルなどの味覚や小物雑貨のほか、特設ステージでは、フラダンスやフラメンコなどの民族舞踊や歌唱、演奏も披露される予定。進む円安で海外旅行のハードルが高くなる中、地元で外国気分が味わえそうだ。
市内の外国人数
市国際・男女共同参画課によると、23年3月末時点で市内に暮らす外国籍の市民は7558人。過去5年間の同時期を比較すると増加傾向にあり、中国・ベトナム・フィリピンがいずれも上位3カ国を占める。
県内の自治体別では、23年1月1日時点の市内の外国人数は総人口24万3067人に対し7524人で、横浜・川崎・相模原・厚木に次いで5番目に多い。同課によると、80年〜98年まで南林間に定住促進センターが設置され、難民の定住支援が行われたことや、94年に国際交流・理解の拠点として「財団法人大和市国際化協会」(当時)が設置されたことなどが、増加要因という。
ワールドフェスタは、午前10時〜午後3時。
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