「大和シルフィード98」のO―30(30歳以上)カテゴリーチームが4日・5日、茨城県で開催された「JFA第35回全日本O―30女子サッカー大会関東地区予選大会」に県代表として出場し、2年連続で優勝した。
都県予選を勝ち上がった12チームのトーナメント戦で行われた。県第2代表として臨んだシルフィードは、初日の準々決勝でベンチ入りした16人全員が出場し、東京アルテミスSC(東京第2)に1対0。2日目の準決勝も17人全員が躍動し、SOCIOS FC VENGA(東京第1)を1対0で退けた。
決勝の相手は神奈川県第1代表の横須賀シーガルズレディース。「中学時代に何度も負けた相手」と、シルフィードU―15出身の新倉美穂選手(35)が振り返る相手に対し、シルフィードはこれまで同様、全員をピッチに送り込む「総力戦」を展開。前後半の50分間足を止めず堅守を貫き、2対0で下した。
チームは来年3月に行われる全国大会に出場する。昨年から加入した工藤奈津美選手(37)は「選手や関係者全員がサッカーを楽しめたことが勝因」と話し、「全国大会では大阪の代表チームに勝ち、日本一を目指したい」と語った。
シルフィード98は、女性アスリートのセカンドキャリア支援を目的に2022年に発足した。運営は「NPO法人大和シルフィード・スポーツクラブ」(加藤貞行理事長)。O―30は昨年の全国大会でシュピーニ大阪に0対1で敗れ、準優勝だった。
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