今年10月末までに大和警察署管内で発生した自転車盗の認知件数が、前年を187件上回る524件であることが分かった。1年間の認知件数は、新型コロナウイルスの感染が始まる以前の水準に戻りつつある。
同署生活安全第一課によると、管内の自転車盗の認知件数は、11月19日時点で547件で、過去5年間で最多となっている。コロナ禍で緊急事態宣言が発出された2020・21年は外出自粛もあり認知件数は減少傾向にあった。
しかし、新型コロナの感染症法上の分類がインフルエンザと同じ「5類」に移行した今年は、10月末までに昨年のおよそ1・5倍にあたる524件が確認された。担当者によると、自転車盗の認知件数は、国内で新型コロナの感染が確認される以前の水準だという。
大和警察署では、自転車盗を警戒重点項目に設定し、今年4月から大型商業施設を中心に啓発活動を強化した。無施錠の自転車に署独自の「鍵カケテ札」(=写真)を取り付け、警戒を促す取り組みを続けている。
無施錠が約7割
今年10月末までの自転車盗認知件数のうち、無施錠の自転車の割合はおよそ7割を占め、過去5年間も6〜7割が無施錠の自転車だった。
担当者によると、窃盗をたくらむ者が、無施錠の自転車を発見し、その時、周囲に誰もいないなど「ヒト・モノ・環境」がそろった時に犯罪が懸念されるといい、「犯人にそういう状況を作らせないためにも、自転車を停める時は必ず鍵をかけてください」と呼びかけている。
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