中央林間でミシンの販売・修理を専門に行う「原ミシン商会」(原三惠子代表)が12月1日、創業50年目を迎えた。
同店は1974年に原代表の夫・原祥元さんが創業した。当初は工業用ミシンの販売・修理を展開。特殊ミシンを改造し、スカーフやハンカチ周りの「千鳥縫い」を取引先に納品するのが主だったという。
87年に店舗拡大とともに家庭用・職業用ミシンの販売・修理の専門店として事業の幅を広げ、講習会や洋裁教室なども展開している。06年にはメディアの取材に応じ、当日は「店内が人でいっぱいになるほど賑わった」と原代表は懐かしむ。
今年の 4月からは新たなミシンの価値を提供しようと「フォト刺しゅう」のサービスを開始した。お気に入りの写真が絵画風に刺しゅうされるもので、作品に温かみが出るのが特長だ。スタッフの広原恵子さんは「記念やプレゼントに選ばれることが多い」と話す。
節目の年を迎え、原代表は「今後もミシンの専門店として地域の皆様の期待にお応えできたら」と笑顔で話していた。
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