深見地区の宮下自治会(坂本裕之会長)が21日、同自治会館などで「自主防災訓練」を実施し、自治会役員や地元消防団員らおよそ20人が参加した。
この日の訓練では、体験を通して避難弱者の大変さや気持ちを知ってもらおうと、参加者らは特殊な器具を装着するなどして、高齢者や妊娠している人、車いすを使って生活する人の疑似体験を行った。
高齢者の疑似体験では、目と耳に器具を装着すると音が聞こえづらくなり、視界も大幅に制限された。膝も固定され、背骨を曲げた状態で移動した参加者からは「思った以上に移動が大変」といった声が聞かれた。
訓練後には参加者同士で意見交換会もあり、「高齢者の気持ちがよく分かった」などの感想が寄せられた。同会の坂本会長は「訓練の必要性を皆が理解でき有意義だったと思う」と振り返った。同会では今年3月、
地元住民を対象に自主防災訓練を予定している。
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