「伝統料理教室」を主催する市食生活改善推進協議会の会長を務める 夏川 幸江さん つきみ野在住 69歳
「食」を通して健康に
○…「食を通して大和市の魅力を発信しよう」と、大和市の地場野菜で神奈川県ゆかりの郷土料理を作る「伝統料理教室」を開催する。当日は、豚肩ロースの焼き豚やけんちん汁、のらぼう菜のお浸しを作る。「塩分やカロリーなどを控えた、神奈川県の伝統料理のレシピを考えた。会員内でも好評で、自信を持って提供できます」と意気込む。
○…横浜市鶴見区で生まれた。人懐っこい性格で、よく近所の家に遊びに行っていた。小学生の頃から母親が料理をする姿を眺めていた。中学生になると、母に代わり姉と料理をする機会も。学校では生徒会の役員を務め、絵画や自由研究で表彰を受けることもあった。高校時代の思い出は夏休みに長野県や新潟県へ旅に出たこと。「皆が寝ている時間に夜行列車に乗って出かけるのが楽しかった」と笑みを浮かべる。
○…建築の専門学校へ進学し、その後64歳まで建築関係の会社に勤めた。大和市へ移住したのは62歳の時。引っ越してしばらく経ち「大和のことを知りたい」と思っていた時に、同会の養成講座のお知らせが届いた。自身の食生活や健康管理を見直す機会にもなると、講座に参加した。「自分たちでレシピを考え、作ったものを味わったり提供できるところが魅力」と朗らかに語る。
○…会員になって約2年が経った昨年の4月に会長に就任した。「大変なこともあるが、多くの人に助けられながら続けられている」と感謝を述べる。今後の目標は「健康に過ごすこと」。食事だけでなく、運動も心掛けており、体操教室へ通うことは習慣になっている。「健康を維持して、イタリアのフィレンツェやベネツィアを旅したい」と、今後の楽しみを笑顔で明かした。
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