大和市立渋谷小学校(高島裕樹校長/児童数614人)が次年度に125周年を迎えることに先がけて3月5日、同校6年生が植樹を行った。今回は記念事業の第一弾とされ、今後も複数の記念事業を予定している。
市教育委員会の担当者によると、同校は1899年に「尋常高等渋谷小学校」として開校し、市内で最も長い歴史を持つ小学校となる。1960年度から「市立渋谷小学校」へと名称が変わり、それ以来9500人超の卒業生を輩出している。
125周年を迎えるのは次年度だが「6年生たちにも携わってもらいたい」という学校側の思いから、記念事業の第一弾として植樹が実現した。
当日は市植木部会の役員やJAさがみの職員が訪れ、植樹をサポート。6年生は3クラス103人が在籍し、クラスごとに苗木が用意された。1組はハナミズキ(白)、2組はロドレイア、3組はハナミズキ(赤)。花は各クラスの児童らで決めたという。
植樹は苗木運び、水やり、肥料まきなど役割分担をして行われた。必死に作業をする児童らの姿が見られ、植樹を終えると歓声が上がった。
3組の玉城莉瑚さんは「卒業前に良い思い出ができた。在校生にも思い出に残ることをたくさんしてほしい」と、後輩にメッセージを寄せた。
苗木は卒業後も見やすいようにと、道路に面した校舎裏に植えられた。
「125分間レク」も
次年度の125周年に向けて、同校ではほかにも複数の記念行事を企画している。5月は航空写真の撮影、秋にはタイムカプセルが予定されている。在校生にもアンケートを募り、約2時間にわたって球技などを楽しむ「125分間レク」や「125周年給食」など、ユニークなアイデアも寄せられている。
高島校長は「今いる児童たちにとって、愛着のある学校になったらうれしい」と笑顔で話した。
![]() 植樹後の様子
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