消防救助活動の技術を競う第52回「消防救助技術関東地区指導会」が7月18日、千葉県消防学校で開催され、「障害突破」の種目で大和市消防が8位入賞した。この結果を受けて8月23日(金)に同校で行われる「全国消防救助技術大会」に関東地区代表として出場する。
障害突破は、5人1組で行い、「乗り越える」「登る」「渡る」「降りる」「濃煙を通過する」の基本動作で5つの障害を突破する競技。
チームを組んだのは樗沢和人消防副士長(30)、山手和樹消防副士長(28)、高野龍之介消防副士長(27)、柴田爽生消防副士長(27)、佐々木翔慎消防士(25)の能力や経験に基づいて選ばれた5人。
この指導会には東京、神奈川、埼玉、茨城、千葉、群馬、栃木、山梨、長野、静岡の1都9県の代表が出場。障害突破の種目では26チームが技術を競い合い、上位8チームが全国大会の出場権を獲得できる。大和市消防は96・0秒を記録し、8位に入賞。全国大会へ最後の切符を獲得した。
救助隊長の塚田享太さんは「できることをしっかりやった結果が出ていた」と話していた。
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