やまと国際親善委員会の会長を務める 瀧本 幸文さん 中央林間在住 68歳
○…「近ごろは足腰の痛みも結構あってね」と苦笑い。それでも高校時代から続けるテニスは「趣味であり生きがい」。今も大会に出場している。子どもたちへの技術指導にも熱心で、「未来ある人の役に立てれば」との思いは人一倍。今年7月、青少年の国を超えた交流事業などを担う「やまと国際親善委員会」の会長を引き受けたのも、後進への優しい眼差しゆえだ。
○…中央林間で生まれ育った。林間小でソフトボールを習い、大和中では野球部に所属。大和高校では友人に誘われ2年生の時にテニス部に入った。「運動好きは昔も今も変わらない」という。学びにも熱心で、数学の教師を志して大学は理学部に進んだ。しかし、4年生の時に父が急逝。教員試験の3日前だった。受験は断念することになったが、その後に縁あって受けたのが大和市の採用試験だった。
○…教員免許を持っていたこともあり、入庁後は教育委員会の体育課に配属された。テニスや卓球など各種スポーツ教室の企画・運営に奔走。「毎日ジャージ姿で通勤していたら先輩に怒られた」のも今では懐かしい思い出だ。児童課や資産税課、収納課、議会事務局などに勤め、総務部長も歴任した。「教師ではなかったが、地元大和で働けて幸せだった」と奉職の日々を振り返る。
○…現在、FMやまとの放送局長や市テニス協会長、市スポーツ協会副会長などを務める。そんな中、貴重なリフレッシュの時間は「テニス」。過去に半月板を痛め、古傷を抱えながら現役を貫いている。「健康に楽しく、長く暮らせたらうれしい」。そして続ける。「大和のために何かできることがあるなら、ぜひ力になりたい」。”現役生活”はまだまだ続きそうだ。
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