給食事業などを展開する「株式会社安田物産」(安田幹仁代表取締役社長/深見西)が6日、食料や飲料など約500kgを市社会福祉協議会(石井敏英会長)に届けた。
同社は7月28日、神奈川大和阿波おどりの会場でフードドライブ活動を実施。フードドライブとは、未使用の食品を持ち寄り、それを必要とする家庭や子ども食堂、福祉施設などに届ける取り組み。当日は女子サッカーチーム「大和シルフィード」の選手も参加し、協力を呼びかけた。
「同じ志」で支援を
阿波おどり会場で寄せられた善意に加え、同社の社員や取引先からも食材が集まり、箱詰めされたカレールーやインスタント麺、飲料などがこの日、同社の安田代表らによって搬送された。
市社協の川口敏治常務理事は「頂いた善意を大切に役立てたい」と謝意を述べた。社協でも定期的にフードドライブ活動を実施していることから「これからも同じ志で協力しながら支援活動を継続できれば」と話した。
これに対し、安田代表は「給食事業を行う弊社として(フードドライブは)社員教育の一環でもある。末永く取り組みを続けてきたい」と先を見据えた。