市内の小中学生29人が8月4日〜6日、福島県会津地域を訪問し、宿泊研修を行った。行動力やリーダーシップを育むために企画された「大和市こども体験事業」の一環で実施された。
現地では地元農家の協力による「農泊体験」や城などを見学する「歴史探索」などが行われた。学生有志らによる実行委員会が引率する中、子どもたちは目を輝かせながら日程をこなした。
6日夜7時40分、一行はバスでベテルギウス(深見西)に到着。迎えに来た保護者らが「おかえり」と出迎えた。参加した木下そらさん(中央林間小6年)は「魚のつかみ取りが印象に残っている。友だちもたくさんできて楽しかった。両親にしっかり報告したい」と笑顔で振り返った。
実行委員長の釼持侑来さん(19)は「(今回の経験を)成長につなげてもらえたら」と話した。
参加した子どもたちは11月23日に市保健福祉センターホールで開かれる「市青少年健全育成大会」で、今回の宿泊研修について報告する。