大和市は「美化推進月間」に位置付ける11月10日(日)・17日(日)に、ごみ拾いをスポーツ感覚で楽しむ催し「スポGOMIやまとカップ2024」を初開催する。古谷田力市長と小中学生が対話する試みとして今年8月に行われた「こどもミーティング」で、市内の美化に向けた取り組みとして児童・生徒から寄せられたアイデアが採用された。
スポGOMIは、制限時間内に指定されたエリアでごみを拾い、その種類と重量に応じてポイント換算し、順位を競う。日本発祥でこれまでの総開催数は1500大会を超える。世界大会も行われるなど、各地で人気を博している。
忖度ない声市政に反映
市生活環境保全課によると、古谷田市長が「幅広い世代が楽しめるイベントを」と今年7月ごろから企画を検討していた。
そんな折、8月に市役所で開かれた「未来のやまと こどもミーティング」で複数の児童・生徒が「大和の良くない所」として「ゴミのポイ捨てを見かける」と指摘。「ゲーム感覚でごみ拾いを行う企画を立ち上げてみては」と提言した。
これに対し、古谷田市長は「実現に向けて前向きに検討する」と約束し、「子どもたちの忖度ない素直な意見が胸に刺さった。貴重な声として市政に反映したい」と総括していた。
2会場で実施
第1回目となる今年は11月10日(日)に大和駅周辺、同17日(日)に中央林間駅周辺の2会場で行われる。1チーム3〜5人、各回総勢100人が参加する。同課の担当者は「多くの人に楽しんでもらい、来年以降も継続するイベントになってほしい」と期待を寄せた。
問い合わせは同課【電話】046・260・5498へ。
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