意見広告・議会報告
意見広告 厳しさ増す財政の立て直しは喫緊の課題まずは長期財政収支の見通しの作成を 大和市議会議員 福本たかふみ
手遅れになる前に
9月議会にて、令和5年度の決算が上程されました。人口増もあり市民税は前年比で若干増、歳出も人件費、公債費、児童福祉費と社会福祉費からなる扶助費が大幅増です。扶助費は、子育て環境の整備や高齢化の進展などを鑑みて今後も増加傾向が予測され、このままでは時代の新たな求めに対応する力が失われていきます。
これは経常収支比率で表され、この比率が高いほど余力の乏しい財政状態と言えますが、大和市はこの比率が99・32%で新たな市民のニーズに的確に応える事が厳しい状態です。これは前市長の行政運営の結果であり、一刻も早い対処が求められます。
先々を予測し市民の理解を
しかし、財政の立て直しには現行の行政サービスの見直しも必須となり、市民に負担を強いる恐れもある為、市民の理解を得ることが何よりも重要です。
そのために、私は長期財政収支見通しを作成するべきと考えます。これは中・長期的な財政収支の見通しを作成し、先々の財政状態を予測するものです。これにより大和市の今後の厳しい財政状態が明らかになり、市民に対し喫緊の財政健全化の必要性が明示され、財政改革に取り組まざるを得ない状況を理解してもらえるでしょう。
相模原市や茅ヶ崎市は既に長期財政収支を作成し市民に示し、財政改革を行っています。行政が本気で改革に取り組めば、財政は想定以上に急回復する傾向にあり、相模原市は予定を繰り上げて行財政改革を終了するとしています。
次世代に問題を先送りすることが無いよう、財政の立て直しは喫緊の課題です。9月議会は、この視点に立って質問いたしました。動画で視聴できます。
福本たかふみ
大和市桜森2-22-2
TEL:090-2727-0317
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