大和天満宮(平賀あずさ宮司/大和南)で今年も「智の輪」が設置されている。今年は10月から来年3月頃まで、土・日を主に設置する予定だ。
この智の輪は、昨年12月に開催された合格祈願祭で初めて披露されたもの。同宮が「学問の神様」として知られている菅原道真公を祀っており、受験生や就職試験などに挑む人々が合格できるよう、願いを込めて紅白の智の輪になった。
合格祈願の際のくぐり方は、まず正面で一礼し、「合格できますように」と願いを込め、本殿に向かって一度だけ輪をまたいで進む。「一発、一回で合格」という意味があり、学生だけでなく、幅広い年代の人々が訪れ、輪をくぐっていくという。同宮は「合格した後に御礼参りに来ていただけるのであれば、ぜひ絵馬にも書いて文字に残してもらえると嬉しいです」と話す。