今年12月に開催される「中央林間加留多大会」を企画した 島田 優実(すぐみ)さん 中央林間在住 32歳
「加留多(かるた)」で地域をつなぐ
○…郷土の歴史や文化を分かりやすく伝えようと、大和商工会議所の中央林間地域会員交流会のメンバーらが16年ほど前に手作りで完成させた「中央林間博覧強記加留多」。同所に入会したことをきっかけに存在を知り、5年ぶりに「中央林間加留多大会」の復活へ乗り出した。「負けても楽しめるイベントにしたい。地元企業も協力してくださっていて豪華な賞品も用意しているので、気軽に参加してほしい」
○…大阪府堺市出身。大学生までソフトテニスを続けており、中学・高校とも全国大会に出場し、優勝するほどの腕前だった。「団体戦だったので、みんなの力があってこその優勝でした」とほほ笑む。当時を振り返り「厳しいことは多かったが、人との関わり方や目標を達成する方法など、人生について学ぶことが多かった。今の自分の力になっています」
○…8年ほど前に、仕事の都合で大和市へ。昨年1月、中央林間に開業した民間の学童「つどいクラブ」に通う子どもたちもカルタで遊んでいて、一番人気のおもちゃだという。「カルタで地元を学ぶことができるので、親御さんよりも地元のことを知っているかも」と笑顔。子どもたちは今度の大会にも出場する予定で「大会で一位になりたい、と意気込んでいます」と手応えを感じている。
○…今後、大会前の練習会や、地域イベントの「中央林間手づくりマルシェ」に参加し、カルタに触れることができる催しを企画しているという。目指すは、地域一体となれる大会。「地域のみんなで『今日の試合すごかったね』と盛り上がれれば」と声を弾ませる。「加留多大会を通じて、参加した人が顔見知りになり、お互いを気持ちよく見守ることができるまちにしたい」
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