台湾在住の歴史学者・林景淵氏がこのほど、出版社「南天書局有限公司」の魏徳文氏とともに著書『高座海軍工廠』を大和市に寄贈した。19日、林氏・魏氏と大和市をつないだ「日台高座友の会」(橋本吉宣会長)の橋本会長に対し、古谷田力市長から両氏への感謝状が手渡された。
書籍『高座海軍工廠』は、戦時中に高座海軍工廠で戦闘機の製造に携わった台湾少年工の姿、当時の大和市に建てられていた少年工の寄宿舎での暮らしの様子などを現代に伝える一冊。
感謝状の贈呈式には、同会の福本隆史副会長、伊澤健志朗事務局長らも出席。寄贈を受け古谷田市長は「台湾少年工の歴史がこのように継承されることをありがたく思う」と謝意を述べた。
橋本会長は「感謝状は(林氏と魏氏に)しっかりお届けする」と話した。
市に寄贈された書籍は70冊・25万円相当。今後、市内の図書館や学校などに配架される予定。
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