来年1月に開催される「春高バレー」(第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会)の出場権をかけた県予選会決勝が16日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館で行われ、大和南高校女子バレー部(高橋博之監督/部員数26人)が準優勝した。同校は県代表として3年ぶり16度目の進出を決めた。
145チームで争われた予選会で大和南は柏木学園、大和西、湘南、秦野総合をストレートで下した。続く三浦学苑との準々決勝は1セットを先取される苦しい立ち上がり。それでも23―23で迎えた第3セットで最後は2点を連取し勝利。ここから勢いに乗った。
星槎国際にも勝利した大和南は、決勝で横浜隼人と対戦した。
6月のインターハイ予選で勝った相手だが、「この数カ月でコンビの組み方やレシーブの粘りなどあらゆる点でレベルアップしていた」と大和南の橋本優七主将(3年)は脱帽。1年主体の横浜隼人に20―25、23―25のストレート負けを喫したが、県の第二代表として春高の切符を手にした。
高橋監督は「三浦学苑戦は負けてもおかしくないゲームだった。そこを勝ち切れたのは収穫」と選手をねぎらった。
橋本主将は「大会までにレシーブの精度を上げる。1年生の時から憧れていた春高でチームの目標である『全国で1勝』を達成したい」と意気込みを語った。
母校の春高出場が決まり、古谷田力市長は「前回も今回も大和市出身の選手が主将。大舞台での躍動に期待している」とエールを送った。
春高バレーは12月1日に組み合わせ抽選が行われる。1月5日に開会式、12日に男女決勝戦が行われる予定。
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