神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
大和版 公開:2024年12月6日 エリアトップへ

大和市消防 歳末の火災に注意喚起 家庭でできる対策を

社会

公開:2024年12月6日

  • X
  • LINE
  • hatena
歳末の火災に注意喚起

 空気が乾燥していく一方、火を扱う機会は増えていくこれからの季節。大和市消防本部では、歳末に懸念される火災に警戒を強めている。市消防に火災の傾向や注意点などを聞いた。

 同本部予防課によると、2020年〜23年までの年間の火災件数は、38件、27件、23件、49件だった。今年は11月末までに34件発生しており、どの年も住宅火災が多くを占める。昨年はおよそ3割が住宅火災だった。

 主な出火原因は、放火や放火の疑い。20年〜23年に発生した住宅火災では9件、7件、4件、9件が放火または放火の疑いが原因だった。

 放火を未然に防ぐために「(自治会など)地域ぐるみの見回りなどが有効」と同本部予防課の担当者は話し、「各家庭でも自宅まわりにごみなどを溜めない、整理整頓を心がけることが被害防止につながる」と話す。

 住宅火災で亡くなった人は21年に3人、昨年は1人、今年も1人報告されている。担当者は、「死傷者を伴う住宅火災の原因で多いのが『寝たばこ』。油断をしないこと、灰皿に水を入れるなど各家庭でできる対策と心がけが重要になる」と説明する。

電子機器が火元に

 さらに、家庭における出火の要因として近年多いのが、スマートフォンやモバイルバッテリー、加熱式の電子たばこなど、リチウムイオン電池を使った機器という。

 家庭に多く普及しているこれら充電式の機器は、過度な力が加わると発熱や発火の危険があることから、市消防では現在、啓発チラシを作成し警戒を促している。

 市消防では、住宅用火災警報器の取り付けも呼びかける。同課によると2023年時点の市内設置率は88・0%。11年に設置が義務化され10年以上が経過する中、「電池の確認や機器が故障していないか点検することも、各家庭でお願いしたい」と話している。

大和市で葬儀なら、地元「ふじみ式典」

地域顧客満足度NO.1店を目指す創業35年以上の葬儀社です。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

大和版のトップニュース最新6

初のICT導入訓練

大和市社協

初のICT導入訓練

災害時ボラ、スマホで対応

12月13日

ネーミングライツを導入

大和ゆとりの森

ネーミングライツを導入

市内の公共施設で初

12月13日

健康から「健幸(けんこう)」へ

新総合計画基本構想

健康から「健幸(けんこう)」へ

古谷田カラー、色濃く

12月6日

歳末の火災に注意喚起

大和市消防

歳末の火災に注意喚起

家庭でできる対策を

12月6日

国税庁長官賞を受賞

相模中3年高橋さん

国税庁長官賞を受賞

税の作文コンクールで

11月30日

「市境ロス」解消に期待

消防通信指令業務

「市境ロス」解消に期待

4市一元化まで2年

11月30日

相鉄線「さがみ野駅」徒歩10分

墓石撤去不要墓を新設。樹木葬墓、動物墓も。

http://www.ji-n.net/search/jiin_detail.cgi?id=366

看護アシスタントお仕事説明会

社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス

https://www.jinai.jp/

株式会社小菅不動産 不動産のことなら全て対応

無料で相続対策セミナー 1月25日から先着20人

https://www.kosuge.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月13日0:00更新

  • 12月6日0:00更新

  • 11月29日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

大和版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月13日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook