対抗戦で優勝した「セントモニカスイミングクラブ」のヘッドコーチを務める 関 孝之さん 中央林間在住 46歳
水泳で地域貢献を
○…大和、座間、綾瀬、相模原などの11チームが参加したクラブ対抗戦で選手約60人の指揮を執った。5年ぶりに開催された大会ということもあり、「絶対優勝するという強い気持ちで、練習にも熱が入っていた」。大会当日は出場選手だけでなく、保護者や競技を終えた選手による声援が会場に響いた。「チーム全員が一丸となり、大会に臨むことができた。その結果が総合優勝だと思う」と振り返った。
○…座間市ひばりが丘出身。水泳を始めたのは小学1年生の頃。喘息があったこともあり、両親の勧めでセントモニカスイミングクラブに入会した。当初は泳ぐのが苦手で「嫌でしょうがなかった」と苦笑い。しかし、気づけば4種目を泳げるようになった。大学入学前からクラブで指導に携わるようになり、そのまま就職。コーチとして「子どもたちの成長を見られるのが何よりもうれしい」と目を輝かせる。
○…妻と3人の子どもたちと暮らしている。休日にはとことんテレビゲームに付き合う優しいお父さんだ。年1回の家族旅行が待ち遠しい恒例行事で、今年は静岡県南伊豆町のヒリゾ浜に足を運んだ。「職業柄、ついつい海や川などの泳げる場所に行ってしまう」と笑う。家族で過ごしたひと時を振り返り「かけがえのない家族サービスの時間を今後も大切にしていきたい」という。
○…指導して10年が経ったころ、聖セシリア内の設備を管理する部署へ異動となった。「クラブと学校の懸け橋になってほしい」と言われ、コーチと管理部の二足のわらじを履くようになった。今回の大会も地域貢献にくわえ学校、クラブの発展を願い協賛を呼びかけた。「開催することで人が街に集まり経済効果も出る」。次は大会を主催することが目標だ。
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