神奈川県内の商店街の優れた取り組みを表彰する第13回「かながわ商店街大賞」(主催/同実行委員会)で、福田の千本桜商店会(小菅澄子会長)が、大和市で初めて特別賞を受賞した。1月7日に県民共済プラザビル(横浜市中区)で授賞式が行われ、同会に表彰状と盾が贈られた。
同表彰は、多くの県民に商店街の役割や魅力を知ってもらい、県内の商店街全体の活性化に寄与することなどを目的に、県と県内経済団体で構成する実行委員会が主催している。「商店街部門」と「大型店・チェーン店部門」の2部門があり、今回は商店街部門に10団体、大型店・チェーン店部門に2店の応募があった。
実行委員会によると、千本桜商店会が受賞した特別賞は大賞、優秀賞に次ぐ賞で、大和市内の受賞は大賞・優秀賞などを含めて初となった。
高座渋谷駅から徒歩15分ほどの所にある同会は、会員数が12店舗と小規模な商店会。名物の桜や子どもを主役にイベントを数多く開催している。その中でも11月の「千本桜こども文化祭」では模擬店やワークショップの開催、子どもたちが出店の手伝いをして、報酬としてイベントで使えるチケットをもらう「こどもアルバイト」など多彩な企画が参加者を楽しませている。こうした取り組みが評価され、受賞に至った。
松井亮祐副会長(=人物風土記で紹介)は「会のPRにつながればと思い応募した。受賞できてよかった」と話しており、小菅会長は「活動が外部にも評価してもらえてうれしい。イベントを開催し、地域活性につなげられることを伝えられてよかった」と語った。
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