意見広告・議会報告
意見広告 市民の生活に迫る行政サービスの低下市は市民に財政の現状の説明を 大和市議会議員 福本たかふみ
予算案に違和感
ただいま来年度の予算案を審査する3月議会の最中です。私はかねてより大和市の財政の厳しさを訴え、長期にわたり安定した行財政運営を行うために長期財政収支の見通しを作成し、市民に示すよう市に提言し、昨年の秋も本紙に意見広告を載せましたが、未だに実現に至りません。
一方、市は昨年、令和7年度の予算編成方針を作成し、目下の厳しい財政状況が今後も続き、このままでは数年内に財政運営に多大な支障を生じうるため、さらなる選択と集中に努め、真に必要な事業費のみを計上するとしました。
そうした中上程された令和7年度一般会計予算案では、中学校の英数の少人数指導の見直しや夏季の学校プール開放、小中学校の教室の新聞配架の取り止め等、子どもに直結の事業が見直される苦しい決断が伝わる一方、限られた市民が恩恵を受けるような緊急性の低い新規事業や継続事業が存在するなど、危機感が伝わる予算編成方針とは異なり、違和感があります。
市民の将来と次代のために
教育に関連した事業を削るのは誰も望まず、もしそうせざるを得ないのであれば、まず先に市民にそうした状況を知らせる必要があったはずではないでしょうか。その必要性を訴え続けて来た立場として、今回の予算案は非常に無念です。
早期の財政改革に臨めば、削る事業も最小限に留めることができます。やはり一刻も早く行政は現状を市民に示し、理解を得ることが必要です。
同時に来年度予算案の中の不可解な予算は看過できず、市と市民の将来、そして次代を担う子どもたちのためにも、予算案に対して適切に判断を行う必要があると考えています。
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福本たかふみ
大和市桜森2-22-2
TEL:090-2727-0317
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