ロンドン五輪の女子サッカー日本代表18人が7月2日、日本サッカー協会から発表された。大和市にゆかりのある大野忍選手(28歳)、川澄奈穂美選手(26歳)が選出され、上尾野辺めぐみ選手(26歳)もバックアップメンバーに選ばれた。
大野選手は2003年に日本代表デビュー。五輪は、2008年の北京大会に続き2度目の出場となる。昨年ドイツで行われたワールドカップには全試合先発し、優勝に貢献した。座間市出身だが、両親が大和市に住んでいる。
川澄選手は中央林間出身。小学2年から地元の女子サッカーチーム「林間SCレモンズ」に入団し、中学からは「大和シルフィード」で活躍した。昨年のワールドカップ準決勝スウェーデン戦で2ゴールを挙げ、代表に定着。今年1月には出身校の中央林間小学校を訪問し、生徒らと交流した。
上尾野辺選手は横浜市瀬谷区出身ながら、小学3年から高校3年まで川澄選手と同じ市内チームに所属。両選手のホットラインで得点を量産し続けたという。
女子サッカー日本代表は7月26日(木)午前1時からカナダと初戦。28日(土)午後8時からスウェーデンと戦い、31日(火)午後10時半から南アフリカ戦を行う。順当に勝ち進めば8月3日(金)か4日(土)に準々決勝、7日(火)に準決勝、10日(金)に決勝を戦う。
大和市もバックアップ
女子サッカーの推進を目指す大和市では、ロンドン五輪サッカー女子日本代表の全試合を大画面で見ながらみんなで応援する「パブリックビューイング」を行う。会場は大和市生涯学習センターホール。各試合とも定員500人で事前に申し込みが必要となる。
参加希望者は往復はがきに参加者全員の住所、氏名、年齢、代表者の電話番号、観戦希望試合、参加人数(4人まで)、返信用はがきに宛名を記入して、〒242-0029上草柳1-1-1大和スポーツセンター内市スポーツ課「パブリックビューイング」係へ。1試合ごとに1枚の申し込みが必要。応募者多数の場合は抽選となる。7月13日(金)必着。問い合わせは市スポーツ課/【電話】046・260・5763へ。