大和市は18日、ロンドン五輪で銀メダルを獲得したサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の川澄奈穂美選手(26歳・INAC神戸レオネッサ)と大野忍選手(28歳・同)、バックアップ選手としてチームに帯同した上尾野辺めぐみ選手(26歳・アルビレックス新潟レディース)の3人に大和市特別表彰「ロンドン五輪大和なでしこ賞」を贈る、と発表した。
10月1日(月)の午後1時から、大和駅西側プロムナードで表彰式典を開き、川澄、大野両選手が出席する。
川澄選手は市立つきみ野中から弥栄西高、日体大を経て、2008年にINAC神戸レオネッサに入団。同年に日本代表デビューした。2011年ワールドカップの優勝メンバー。
大野選手は、座間市出身で県立栗原高校からNTVベレーザ(現・日テレ・ベレーザ)を経て2011年にINAC神戸に入団。2003年に日本代表に初選出され、2010年アジア大会、11年のワールドカップ優勝メンバー。現在は実家が大和市内にある。
上尾野辺選手は瀬谷区出身。小学校時代に川澄選手と同じ林間サッカークラブレモンズ、中学時代には大和シルフィードに所属した。2011年ワールドカップの優勝メンバー。
大和市は2009年2月に大野選手、2011年2月には川澄選手にそれぞれ市民栄誉賞、同年9月にはワールドカップ優勝を称え、3人に特別表彰「大和なでしこ賞」を贈り南林間でパレードを開催している。
市秘書総務課によると、10月1日の表彰式は「市民がより多く集まり祝福できる場所」として、会場を大和駅西側プロムナードとした。当初はパレードも企画していたが「スケジュールの都合で行わないことにした」としている。