大和南高校(下釜信三校長)の女子バレーボール部に所属する白井美沙紀選手(16歳)が、10月に中国・成都で行われた「バレーボールユースアジア選手権大会」に日本代表として出場。全8試合に先発出場し、日本代表の4連覇に貢献した。
この大会は17歳以下の選手で争われ、2年に1度開催されているもの。今年は日本、中国、韓国など13カ国が出場。情勢を考慮してすべて無観客試合で行われたという。
日本代表は予選リーグ3試合をストレートで勝ち順位決定戦に進出。韓国、チャイニーズタイペイにも勝利してベスト4に進み、来年にタイで行われる世界選手権の出場権を手にした。
続く準決勝で韓国を下すと決勝は地元・中国と対戦。序盤は高さに苦しんだもののサーブや速攻などで着実に点数を積み上げ、セットカウント3-1で勝利した。
大会終了後、白井さんは「高さやパワーでは外国勢に劣るものの、技術やスピードでは勝負できることがわかって自信になった」と笑顔で振り返った。
所属する大和南高校は現在、来年1月に行われる「春高バレー」の予選中。11日(日)に秋葉台体育館で横浜隼人と準決勝を戦い、勝利すれば12回目の春高出場が決定する。