「キャラカード」で誘客 県内12団体が一斉に作成
神奈川県内のご当地マスコットキャラクターに愛着を持ってもらうため、統一した様式に基づく「かなキャラカード」がこのほど作成され、大和市イベントキャラクターのヤマトンも参加した。市イベント観光課では「大和市への誘客を促すツールの1つとして活用していきたい」と話している。
参加したのは、厚木市で開催されている県内各地のご当地キャラが集まるイベント「かなキャラ大集合!」に出場し、カード製作に賛同した12団体。ヤマトンのほかに、神奈川県の「かなふぅ」、厚木市の「あゆコロちゃん」、横浜市旭区の「あさひくん」、海老名市の「えび〜にゃ」、綾瀬市の「ブタッコリ〜」、神奈川県公園協会の「コーちゃん&エンちゃん」などのカードが作成された。
表面にはキャラクターの写真、裏面には誕生日や性別、所在地、趣味、特技などを記載するのが統一の様式。現在は12団体だが、カード配布開始以降、状況に応じて拡大していく。
今回作成されたヤマトンのカードは、ふれあいの森のチューリップと桜をバックにヤマトンが手を振っている写真が使われている。
市イベント観光課では、今後もイベントや季節ごとに様々なバージョンを作成するとしている。
27日から配布
ヤマトンは、27日(日)に厚木市役所西側駐車場で開催される「かなキャラ大集合!2014」に参加し、来場者にカードを直接配る予定。また、市役所イベント観光課、イベント観光協会、自然観察センター・しらかしのいえでも27日から配布を開始。大和市民まつりなどヤマトンが出演するイベントでも配布する。
市イベント観光課では「ヤマトンを通じて、大和市の認知度アップにつなげていきたい。カードを目当てに、市外から多くの人が大和のイベントに足を運んでもらえれば」と期待を寄せている。