ヤマトン 童謡曲が完成 18日にお披露目
大和市のイベントキャラクター「ヤマトン」をテーマにした童謡曲『ぼく ヤマトン』が完成し、6月18日に保健福祉センターで開かれた「大和童謡の会」の定例会で初披露された。
『ぼく ヤマトン』は、上草柳在住の絵本作家・井上貴雄さん(57)が作詞・作曲した。井上さんは、教職を経て、30代から絵本作家として活躍。童謡の作詞なども手掛けている。
今年3月に座間市の公式マスコットキャラクター「ざまりん」の公式ソング『ざまりんりん』を聞いた井上さんが「ヤマトンのライバルには負けていられない」と発奮。趣味のギターで作曲を始めた。
「子どもでも覚えられ、口ずさみたくなる楽しい曲にしたい」と言葉のリズムにもこだわり、『泉の森で生まれた』などヤマトンの自己紹介も兼ねた曲に仕上げた。
曲の存在を知った「大和童謡の会」(竹下美智子代表)が「自分たちの会でも歌いたい」と申し出があったことから、今回のお披露目が実現した。
童謡の会の定例会に集まった約140人が『ぼく ヤマトン』を熱唱した。井上さん自らも歌に参加し、「皆さんの歌声を聞いて、感動しました。幼稚園や小学校などでも歌ってもらい、ヤマトンのファンになってほしい」と喜びを語った。
大和市イベント観光協会では「ヤマトンの童謡ができうれしい。イベントなどでも活用していきたい」と話している。