「見る」から「体験」に 防災フェスタに1200人
大和市総合防災訓練「防災フェスタ2014」が23日に市立深見小学校で開催され、約1200人が参加した。
同訓練は、大規模災害に備えて防災に関する知識や技術を身に着けてもらおうと、「防災週間」にちなみ市の主催で毎年実施されている。今回は会場を「体験エリア」「訓練エリア」「展示エリア」の3つに分け、参加者が自由に体験できる形にした。
体験エリアで多くの人が列を作っていたのが大和市初登場となる「降雨体験車」。1時間あたり300mlの雨と秒速10mの風の状況を体験できるもので、乗り込んだ来場者は、「予想以上に雨が強くて驚いた」などと興奮気味に話していた。また、「エレベーター内閉じ込め体験車」も登場し、エレベーターの扉が開かなくなった状況を作り出し、緊急ボタンでの通報や脱出できるまでの流れなどを体験した。
このほか、訓練エリアでは心肺蘇生やAEDを体験できるコーナーが設置され、消防署員の指導に耳を傾けながら、人形を使って訓練を行っていた。
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