県議選(定数105)が4月12日に投開票され、新議員の顔ぶれが決まった。大和市選挙区(定数3)では、現職の藤代優也氏(43、自民)、谷口和史氏(52、公明)と元職の菅原直敏氏(37、無所属)が当選を決めた。新人で元市議の窪純氏(76、共産)は善戦したものの、一歩及ばなかった。
2万1805票を獲得しトップで2期目の当選をした藤代氏の選挙事務所では、午後11時前にテレビで当確が出たという情報が伝わると、支持者から歓声と拍手が沸き起こった。挨拶に立った藤代氏は「災害対策や経済対策を中心に政策を掲げてきた。責任世代の代表として初心を忘れず県会で訴えていきたい」と述べた。トップと19票差の2万1786票を獲得して菅原氏が3期目、1万4578票を獲得して谷口氏が2期目の当選を果たした。
投票率は過去最低の37・61%で、前回を6・57ポイント下回った。県議選で30%台の投票率となったのは同市では、はじめて。