大和市を中心に活動している中学生の硬式野球チーム、神奈川大和ボーイズ(林洋行監督)が今月行われた県支部予選を勝ち抜き、第40回日本少年野球関東大会への切符を手にした。チームにとっては、創設4年目にして初の上位大会出場を決めた。
乱打戦制す
各都道県支部には所属チーム数に応じて、関東大会への出場枠が与えられている。神奈川県支部の出場枠は5つ。1つは春季県支部大会で優勝した湘南茅ヶ崎ボーイズに決定しており、6月20日から7月4日まで県内各球場などで行われた県支部大会では、残る4つを争った。
大会では、出場33チームを4つのブロックに分けて、それぞれトーナメント形式で対戦。各ブロックを制したチームが関東大会へ出場できる。
8チームからなるDブロックに入った大和ボーイズは、横浜都筑ボーイズとの初戦を8対2、つづく旭中央ボーイズに4対0でそれぞれ勝利。平塚ボーイズとの出場権決定戦では9対7と乱打戦を制し、初の上位大会出場を決めた。
チームは昨年も決定戦に進出したものの敗れ、悔しい思いをした。当時2年生で試合に出場し、今年は3年生として昨年の雪辱を果たした武居正樹主将は「関東に行けて、本当にうれしかった」と振り返る。
まずは1勝
関東大会は8月13日から15日まで埼玉県や群馬県を会場に開催され、北海道、東北から関東、山梨までの32チームが出場する。
林監督も武居主将も「初めての上位大会なので、まずは1勝をめざす。一つひとつの試合にしっかり臨むことで、上位進出も見えてくると思う」と、同じ目標を語った。
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