大和の夏を彩る恒例イベント「神奈川大和阿波おどり」が、今年40回目の節目の年を迎える。それを受け、主催する同振興協会(岸幸博会長)と実行委員会(長谷川雄一委員長)は7月24日、大和市内にある8駅全ての周辺で同時刻、一斉に阿波おどりの演舞を行う。このような催しは39年の歴史の中で、初めての試みになるという。
1977年7月に始まり、今年で40回目となる大和の阿波おどり。記念すべき40周年を祝いつつ、より多くの人に大和阿波おどりを知ってもらい、30日と31日に開催される本大会をより盛り上げていこうと、協会と実行委員会は今回初めて、市内にある8駅全ての周辺で一斉演舞を行うことを、このほど発表した。
午後4時スタート
一斉演舞が行われるのは、本大会が開催される約1週間前となる7月24日。午後4時からスタートし、30分から1時間程度の予定で実施される。
10年越しで実現
担当者によると、8駅一斉演舞は10年前の30回目のときに一度検討されたことがあるという。その際には最終的に実施には至らなかったそうだが、今回、改めて企画が持ち上がり、初開催されることとなった。
各駅それぞれの演舞会場と出演連は以下の通りとなっている。
▽つきみ野/駅前広場・ぎんざ粋狂連
▽中央林間/ラプラ中央林間・新橋連
▽南林間/東口階段下・相州りゅうぎ連
▽鶴間/市役所正面玄関前・笑星連、けんせつ連
▽大和/東側プロムナード・にわか連、蜻蛉連、楓月連
▽桜ヶ丘/金毘羅神社・耕心連
▽高座渋谷/東側JA隣り・あずま連、みずき連
▽相模大塚/いなげや相模大塚店駐車場・ガスター連、そんじょ連
各会場では、大和阿波おどり大会の公式グッズを販売するブースも設置される予定となっている。
また、協会などではこれらのイベントを機に、一般の人たちなどへの賛助金の呼びかけなども行っていくとしている。