大和駅東側の再開発ビル「第4地区公益施設・文化創造拠点」で建設が進められていた大和天満宮がこのほど完成し、仮殿が設けられていた大和南自治連合会館から、ご神体を本殿へ移す「遷座祭」がきょう8月5日の夜に執り行われる。
大和天満宮は、終戦直後に厚木基地内の空神社から持ち出された祠(ほこら)をもとに、大宰府から天満宮を勧請。菅原道真公を祭神とする学問の神様として、昭和から平成の世の大和駅周辺の復興と発展を見守り続けてきた。再開発ビルの敷地のうち、境内が約5分の1を占めたために、今回の移転が計画された。
遷座祭は2014年1月に正殿から仮殿へ移された仮殿遷座祭と同様に、古式ゆかしく執り行われる。白装束に身を包んだ宮司や神職、氏子総代らがご神体を白い布で四方を囲んで覆い隠しながら、本殿へ移す。自治連合会館を午後8時に出発し、9時頃までに本殿に移す予定。
新たに建立された天満宮は本殿、神楽殿、神輿を納める建物などで構成。狛犬は旧神社から移設された。
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