SDGs=「風が吹けば桶屋が儲かる」?
大和商工会議所青年部(長井隆史会長)は9月7日と14日、「知らない!?ともったいないSDGs講座」を開催した。
基礎編となった7日には、中小企業診断士の渡邊一弘氏をファシリテーター(進行役)に招き、カードゲームを使ってSDGsを体感した。
ゲームは自身の意識や選択、行動が経済や環境、社会にどのような影響があるかを疑似体験しながら「なぜSDGsが必要か」「SDGsがどんな変化や可能性を生み出すのか」について理解を深めることができる。講座には青年部会員以外にも商工会議所の会員や大和青年会議所の役員ら約30人が参加した。
ゲーム後、渡邊氏は「SDGは『風が吹けば桶屋が儲かる』の考え方と似ている。世界はつながっていることを意識し、チェンジ(変化)ではなくトランスフォーム(一変)」と行動を促した。長井会長は「コロナ禍で制限のある時期だからこそできた事業とも言える。ゲームを通して社会の縮図が感じられた」と意義を語った。