大和市は12月16日、政府が18歳以下の子どもに給付する10万円相当の臨時特別給付金について、中学生以下の子どもには年内に10万円を現金で一括給付すると方針を転換した。
大和市では、14日の時点で児童手当受給世帯に半額の5万円を12月24日(金)に先行して振り込む旨の通知を発送していた。一方で、2回に分けての現金またはクーポン券での支給方法は、経費や労力がかさむのに加え、子育て世帯への支援は迅速性が必要との判断から、神奈川県の調査に対し全額現金給付を国に求めるよう意見を提出していた。
15日に政府が全額現金での一括給付を容認する指針を示したことを受け、一括給付にかかる経費の補正予算案を14日に続いて12月議会最終日の21日に上程した。
支給方法は、現在児童手当を受給している世帯の中学生以下の子ども約2万7000人に一人当たり10万円を、児童手当と同じ方法で本日12月24日に給付する。
なお、16〜18歳の子がいる世帯には、1月中旬ごろから申請書を郵送、2月中旬以降、順次対象者の口座へ給付する。