「第11回YAMATOイラストレーションデザインコンペ」の受賞結果が2月3日に発表された。今回は全国から404人、大和市内から145人が参加し、応募作品点数は511点。
同コンペは大和をイラスト溢れるまちに変えていくことを目的に、2011年度から行われている公募型コンペ。国内在住の15歳以上40歳未満のアマチュアが応募対象。
審査委員長を市内を走るコミュニティバスのデザインを担当したイラストレーターの及川正通さんが務める。
11回目の今回は「笑」がテーマ。最優秀賞には北海道在住の吉田小夜子さん(24)の「いたずらしたい」が選ばれた。吉田さんは現在、京都芸術大学大学院芸術研究科(通信課程)に在学中。「絵に関わる仕事をしたいと思い、今回応募をさせて頂きました。小さな不思議や可愛らしさで、心のどこかに届く作品を描き、これから自分のイラストレーションで人と関われるようになりたいです」と受賞コメントを寄せた。優秀賞にはノジリハルコさん(神奈川県)、南田枝理子さん(大阪府)、mochicoさん(奈良県)、米田萌乃さん(神奈川県)の4人が選ばれた。入賞者5人は今後、市が実施する事業のポスターやチラシなどを制作するイラストレーターとして活躍する。