地域の高齢者支援活動を行っている「大和市南林間地区たすけあい協議会」では、同会のボランティアによる高齢者支援活動が、2017年の開業以来、累計5300件を超えた(7月末現在)。
同協議会には現在、168人のボランティアが在籍し、庭木の剪定や電池交換、ゴミ出しなどの身の回りの支援はもとより、通院付き添いや買い物代行、家事代行といった高齢者の生活そのものを支える「生活行動支援」を提供している。
同会によると、ボランティアのうちおよそ70%を70歳以上が占めているといい、5300件を超す累計の支援件数について担当者は「高齢者層の中で、(支援をする側と支援を必要とする側の)相互支援を行う仕組みが定着してきている」と手ごたえを感じている。
現在、580人を超える支援を受けている人たち(登録者)からは「体調不良に陥ってから、定期的に支援を受けており、助かっている」(77歳女性/室内掃除支援)、「一人暮らしの高齢者には、不可欠な支援制度」(88歳女性/買い物介助)、「おかげで自宅生活を続けられている。感謝」(90歳男性/買い物・通院介助)といった声が聞かれる。
同会やボランティアに関する問い合わせは、南林間地区たすけあい協議会【電話】046・206・5310へ。